Litmapsとは
Literature Mapping (文献マッピング) ツールの一種。
似たようなツールに、Connected PapersやIncitefulなどがある。
登録
アカウント登録が必要。
Free版とPro版があるが、Proは$480 USD/year(educational useだとProでも$120 USD/year。ただし自大学(in Japan)は登録されていないようで、"Please email support@litmaps.com to have your academic institution added to our whitelist."と言われた)。
Freeでも結構使える。作成したマップはFreeだと1つしか保存できない(Proだと無限に保存可能)が、保存したマップを消せばまた次のマップを保存できる。この点は、毎月のマップ作成数に制限があるConnected Papersよりも使いやすい(有料版はConnected Papersの方が良心価格で、アカデミックプランは$3 USD/month, ビジネスプランは$5 USD/month)。
マップの使い方
以下、無料版で説明。
ここをクリックし、Find an articleからSeedにしたい論文を指定。
手打ちで検索してもいいし、.bibファイルや.bibtexファイルをインポートしても良い。
検索するとこんな感じ。
探している論文が見つかったらチェックを入れてContinueを押すと、
わーい。
この右側の図のことをマップ(Litmap)と呼ぶ。
点はそれぞれ一つの論文を示していて、
- 点の大きさ
- 点の座標(X軸およびY軸)
を編集できる。デフォルトだと、
- 点の大きさ:その論文が引用された数 (Cited By #)
- 点の座標(X軸):年 (Date)
- 点の座標(Y軸):その論文が引用された数 (Cited By #)
になっているのが分かる。
ちなみにこの状態だと結んでいる線は引用-被引用を表している(上の図だと右のほうがDateが新しいことになっているため、線で結ばれた右の論文が左の論文を引用していることになる)。
この、全体の中でのそれぞれの論文の位置にも意味があるというのがLitmapsの特徴である。